徳島県阿南市に、ジブリ映画に出てきそうなカフェがあるらしい!見た目はまるで廃墟のような建物で、カフェと気づかない人も多いのだそう。
その名も『大菩薩峠』。この、カフェっぽくないインパクトのある名前にも興味をそそられ、行ってみました!
徳島県徳島市万代町3-5-1 [地図]
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徳島市内から約1時間。国道55号線沿いに、廃墟のような建物が見えてきます。ナビで調べていきましたが、「目的地に到着しました」とナビが終了したときには「本当にここがカフェなの?!」と不安になるくらい廃墟に見えました(笑)
廃墟のようだけど、ちゃんとカフェ
不安になりながらも歩き始めると、『営業中』の看板を見つけ一安心。だが、まず入り口が分からない(笑)
とにかくレンガ造りの道をひたすら歩いてみる。足元も壁も上も全部レンガ。そこにツタが絡まり、まるで「天空の城ラピュタ」のような世界観!入り口を見つけるまで、なんだか子供の頃に戻ったようなわくわく感が続きました。
いくつレンガを使ったのだろう・・と気になるレベルのレンガの数。調べてみると、10万個は使っているそうです!
この写真、よく見てみると数字が!?その時は気づきませんでしたが、これは電話番号なのでは?(本当のところ分からないので注意)
今でも未完成?
驚いたことに、このジブリ風の建物はオーナーが自らレンガを積み上げて造ったらしい。しかも今も増築が続けられており、まだ完成していないのだそう。どこが完成していないのだろうと不思議になるくらい立派な建物だが、いつまでも未完成という建物はなんだか面白いですね。
ちなみに増築はオーナーが気が向いたときに作業しているらしいです。その気まぐれな感じ、永遠と完成しないのでは・・・笑
面白いな~と感じながら歩き進めます。スチームパンクのような世界観でもあります。
階段を上ってみます。
入り口発見!!
中に入ると沢山のお客さん。入り口に行くまで全然人がいなかったのに、中に入ってびっくりしました。
店内もまた、ジブリのような雰囲気でした。木とレンガと木製車輪の窓・・どれも手作り感があり、温かみのある素敵な造りです。席について周りを観察してみると、壁にはたくさんの手書きのメッセージが!いや、手書きのメッセージというか、お客さんが勝手に書いた落書きかな(笑)落書きが大量すぎて、オーナーはこの落書きの存在に気づいているのだろうかと少し心配になりました。ちなみに落書きの内容は「○○くん だいすき」「〇月〇日○○県からきた」「ずっとラブラブ」とかそんな感じのやつでした(笑)
店内の写真はお客さんが結構いたのであまりとれませんでした。。
さっそくランチを注文。なんと扇子がメニュー表になってました!
なんともユニーク。オーナーの遊び心・こだわりを感じますね。
チキンカツ定食を頼みました。
柔らかくて、とてもおいしかったです!喫茶店の定食ってなんでこんなにおいしいんでしょうね。カフェの雰囲気との相乗効果で美味しさが増すのかもしれませんね。
『大菩薩峠』
廃墟のような外観でありながら、中に進むとジブリの世界にいるような、大人でもわくわく感を感じさせる魅力的なカフェ。カフェ好きな方はもちろんですが、ジブリ好きの方や珍名所めぐりが好きな方など、ぜひ行ってみてください。
『大菩薩峠』に行ったあとの、おすすめスポット
阿南市の海岸沿いを走ると、『蒲生田岬(かもだみさき)』があります。
海岸沿いは美しい風景が続いているので、それを観るだけでも良いドライブなのですが、この『蒲生田岬』は最高の景色でしたのでぜひ寄ってみてほしいところです。
これは波と風をモチーフにした石のモニュメントで、ハートをイメージした空洞になっているみたいです。恋人同士で写真を撮ると、より強い絆で結ばれそうな気がしますね!
道になっているところを歩いていくと灯台が見えます。
この景色もとても綺麗!晴れの日は最高!
少し狭い道を歩き続けると、灯台まで登る階段が見えてきます。(この階段、普段スポーツしてない人にとっては結構キツイです。)
ゼーハーゼーハー言いながら、頑張って登りました(笑)
苦しい階段を乗り越えたら、最高の景色が待っています!高いところが好きな方はぜひ頑張って登ってみてください。
ちなみに降りるときに、来た時よりなだらかな階段を見つけました(笑)
こっちの階段の方が緩やかで下りやすかったです。(ただ、遠回りみたいな感じなので少し距離はあります。)
気持ちのいい景色が続くので、リフレッシュしたい方や恋人と思い出作りたい方はぜひ行ってみてください!
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