初めての出産の方は、出産予定日が近づくにつれ、陣痛がどれくらいの痛みなのか・どんな痛みなのか不安になってきますよね。
陣痛は赤ちゃんが生まれるために必要なもの。「もうすぐ赤ちゃんに会える!」「赤ちゃんも頑張っているんだ」という気持ちを力に変えて痛みを乗り切りましょう。
陣痛とは…赤ちゃんを押し出すために子宮が収縮する痛みや、赤ちゃんが産道を通るときにまわりの骨や筋肉、神経、臓器が圧迫されたり押し広げられて起きる痛みのこと。
陣痛中の赤ちゃん…赤ちゃんは羊水に守られているので、子宮が収縮しても影響はありません。ただ、ママが痛みで体に力が入り息を止めてしまうと、赤ちゃんに十分な酸素が届きません。呼吸だけは忘れずに。
陣痛を乗り切る方法を分かっていれば、いざ陣痛が来た時にパニックにならずに自分の体と赤ちゃんに集中できるのではないでしょうか。今回は、陣痛を乗り切る方法を5つご紹介します。
息を止めずに吐くことに集中する
陣痛中の呼吸は、口からゆっくりと長く息を吐いて、力を抜くことが大切。
痛みが来ても息は止めず、吐くことに集中する。
陣痛が去ったら、意識的に体の力を抜き『普通の呼吸』でリラックスしましょう。痛いときは『フーッ』と長くゆっくりと深呼吸しましょう。赤ちゃんに産道を広く開けてあげるイメージで!痛みに耐えて息を止めてしまうと、赤ちゃんに酸素が届かなくなってしまいます。息を吸うばかりの呼吸になると過呼吸からパニックになることもあるため、注意が必要です。
痛みで息を止めがちですが、呼吸に意識を向けた方が
痛みレベルが少し楽になりますよ!
ベッドの上でじっとせず、とにかく動き回る
痛いからといって横になったままじっとしていると、余計に痛みを強く感じたり、体に力が入り陣痛が進まないこともあります。
室内をうろうろしたり、階段を上り下りしたりして動き回りましょう。
- 階段の上り下り…骨盤が揺れることで赤ちゃんが下におりてくる。重力を利用して陣痛を促す方法。
- しゃがむ&スクワット…股関節が開き、陣痛を強くしてお産を進める。
- 腰をゆらゆら…足を肩幅より広くたち、腰をゆらゆらさせると、痛みが和らぎ赤ちゃんの下降が促される。
私が出産した病院では最初から分娩台だったので、23時間ベッドの上でした。。ずっと横になったままだったから結構辛かった。。
グッズを使う
陣痛を乗り切るためのグッズはいろいろあります。
どんなグッズがどのように役に立つのかを事前に知っておき、必要なものを自分なりに判断し準備しておきましょう!
- カイロ…腰など痛みがあるところに当てると、痛みがやわらぐことがある。温めることでリラックス効果もある。
- テニスボール…いきみ逃しをしないといけない時、テニスボールを使って肛門を押してもらうと楽になる。
- ストロー付きペットボトルキャップ…陣痛中は喉が渇くため、どんな姿勢でも飲めるように、ストロー付きのペットボトルキャップがあれば、ペットボトルのキャップを付け替えるだけなので便利!
- ハンドタオル…汗をふいたり、痛みがきたとき握りしめたり、1枚は持っておくと安心。
- 靴下…足元が冷えると全身の冷えにつながるため、靴下で冷えの対策を。
- リップクリーム…陣痛中は呼吸や声を出すことで唇が乾燥する人多い。
ストロー付きペットボトルキャップは、曲がるタイプのものを買いましょう!私は曲がらないタイプを買ってしまってすごく飲みにくかった。
リラックスして、陣痛と向き合う
お産は思い通りには進みません。陣痛は赤ちゃんが出てくるまで続くので長時間に及びます。
1回1回の陣痛が来るたびに、赤ちゃんに会える時間が近づいていると前向きに捉えましょう。
リラックスして過ごすことが安産への近道です。
リラックスするためにも、好きな音楽を聴く・アロマをたく・食事をする・会話を楽しむ・寝る・・など、普段自分がどういう状態でリラックスできているかを振り返ってみると良いかもしれません。
楽なポーズを探す
陣痛中は、動いたり腰を回したりなど、自分が楽になるポーズを探すようにしましょう。
ずっと同じ姿勢は血流も悪くなります。
- あぐらをかく…心が落ち着く。股関節が自然に開くため産道が緩んでお産が進みやすい。
- 手足をつく…手足をついて背中を丸め、覆いかぶさるような姿勢は体を楽にする。痛みの位置によってお尻の高さを変え、自分の気持ちいいポーズで。
- 横向きに寝る…横向きに寝て、足を軽く曲げる。クッションや抱き枕を足の間に挟むと楽になる。
横向きが私は楽でした。痛みがきてない間に楽なポーズを探しましょう
最後に
出産が近づくと、赤ちゃんに会える楽しみと同時に不安な気持ちも増してきますよね。
不安なままでいると、陣痛の痛みがより痛く辛いものに感じるかもしれません。
陣痛を乗り切る方法を覚えておき、役に立ちそうなグッズも準備しておくことで少しでも不安が解消され、陣痛に対して前向きになれるのではないしょうか。ママの前向きな気持ちは赤ちゃんにも伝わります。
赤ちゃんと一緒に陣痛を乗り切りましょう!
(痛い)と思うほど痛みが増してくるので、『赤ちゃんが苦しくないように酸素を送ってあげよう』という気持ちで呼吸を意識すると痛みの時間が過ぎるのが早く感じますよ!
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