上の子が2歳9ヶ月の時に、2人目を自然分娩で出産しました。
1人目よりも2人目の方が予定日より早く生まれることが多いらしい。と、周りからちょくちょく聞いていたこともあり、予定日よりも早く生まれてきそうだな~と勝手に思い込んでいました。
でも予定日になっても生まれてくる気配なし…。
結局予定日から9日遅れで生まれてきました。
何が起こるかわからない妊娠・出産。
今回は、私が2人目を出産したときの状況を記事にしました。
この記事は私自身の備忘録でもありますが、出産がどんな感じなのか気になっている方の少しでも参考になれば嬉しいです。
予定日超過の原因は・・・
妊娠初期に言われた【予定日】から、9日遅れているので【予定日超過】なんですが、、
実は私の場合、【予定日超過】ではないのかもしれないのです。
※本当のところはわかりません。
私は上の子を1歳9ヶ月まで授乳していて、産後ずっと生理がきていませんでした。
2人目も欲しいと考えていたこともあり産婦人科で診てもらったところ、
「授乳をやめないと生理はきません。断乳して3ヶ月経っても生理が来なかったらまた病院に来て。」と先生に言われ、すぐ計画を立てて断乳しました。
断乳に成功し生理が来ないまま3ヶ月経つ頃、体調がすぐれない日が2週間ほど続いてました。
1人目を妊娠して生理が止まってから約3年ぶりに生理が始まろうとしていることで、生理前の体調不良だろう…と思っていましたが、妊娠超初期の症状でした。
- 体のだるさ
- 下腹部がチクチク痛む
- イライラしたり気持ちが不安定 など
体のだるさが1人目の妊娠の時となんとなく似ている気がして、市販の妊娠検査薬で検査してみると…《陽性》!
産婦人科の先生の診断
妊娠9週目で出産予定日を決めるとき、
先生「生理がこないままの妊娠は出産予定日を決めるのが難しいんだよね。機械の判断では10月25日って出てるけど、もう少し遅くなりそうな気もするんだよね。早めの予定日にしとく?」と言われ、
早めの予定日にするべきかよくわからないまま「はい」と返事。
先生「10月25日を予定日にするけど、そこから1週間は遅くなる可能性はあるからね」と言われました。
41週最後の妊婦健診で分かったこと
41週最後の妊婦健診(出産前日)で、先生がカルテを振り返っていたとき
先生「あら、最初の頃11月3日ってかいてある!最初の私の診断では11月3日ごろだったのか。でも羊水が濁っていたらよくないから、2日後にまた様子をみて誘発分娩にするかその時決めましょう。」とのこと。
つまり、先生が最初に予想した予定日に、出産したことになります!!
ということは、予定日超過・・ではなく、予定日ピッタリだったのかも!?
正確にはわかりませんが、私個人的には予定日通りに生まれてきたのだと感じています。笑
陣痛~出産までの記録
41週2日目。
深夜2時前後、いつものお腹の痛みとは違う痛みがあり、陣痛なのでは!?と気になりなかなか眠れず。
トイレに行きたくなりトイレに行くとおしるしが!!
1人目の時がおしるし来た日に陣痛が来たので、今日陣痛きそうだな…とそわそわ。
深夜3時ごろから、だんだんお腹の痛みが頻繁になってきて陣痛アプリで陣痛の間隔を図る。
朝方5時ごろになるとだんだん痛みが増してきて、《あー、陣痛ってこんな感じだったな…。これからどんどん痛くなるんだよな…。》と1人目のときの出産をなんとなく思い出す。
6時ごろまでは5分~7分間隔。
病院に電話し、病院へ
6時半に旦那と上の子を起こし、いつもより早めの朝ごはん。
痛みの間隔が4分~5分間隔になってきて、7時半ごろに病院へ電話。
入院の準備をしてすぐ来るように言われ、急いで準備して病院へ。
陣痛室へ。まずNST(ノンストレステスト)、そして内診。
個室希望だったけど、午前中まで満室のため陣痛室(カーテンで仕切られた3人部屋)へ案内される。
陣痛室ではカーテン越しに別の患者さんがいたため、娘と旦那は入れず一旦帰宅。
(帰宅…のはずが、娘が病院から離れたくないと泣き喚きずっと病院のベンチや車の中で時間を潰していたらしい。)
病院に着いたのは8時。先生が来るのは9時半のためすぐに内診してもらえず。
病院のパジャマに着替えて、まずはNST。1時間くらいずっとつけてた。
10時前に先生がきて内診。
だいぶ痛いから子宮口6センチくらいかな~なんて思ってたら・・・
まさかの子宮口3センチ!!
こんなに痛いのにまだ3センチ!?
これ以上痛くなるのかと思うと泣きそうでした。
この時はとにかく座って痛みに耐えた。
YouTubeで【はんなりママさん】の【痛くない陣痛の乗り越え方】を見ていたので、動画で紹介されていた痛みが和らぐ座り方で陣痛が来るたびに何度も挑戦。
私は太りすぎなのか腕が短いのか…『骨盤の骨を両手で抑える』ことができず。
手が届かないというか、骨盤の骨がどこかわからなかった。。笑
陣痛が来るタイミングで、お尻の真ん中を必死にかかとで押す。
すると、陣痛の痛みが少し楽になった!!
私の場合、子宮口3センチまではこの座り方で痛みが少し楽に感じたけど、途中からは全然痛みが楽にならず…
でも前半この座り方で痛みが少し和らぎ気持ちが楽に過ごせて余裕がもてたから、はんなりママさんの動画にはすごく感謝。
11時から再度NST。2回目のNSTは20分で終了。
個室へ移動し、娘と旦那と過ごす
午前中に退院予定だった患者さんが退院し、清掃も終了したため個室へ移動できることに。
11時半に個室へ移動。
娘と旦那もきてしばらく一緒に過ごす。
一緒にお昼ご飯食べたり、お絵かきしたり…。
もちろん陣痛の間隔・痛みは変わらず。
でもリラックスして過ごせていたからか、陣痛室に一人でいた時より痛みに耐えれた気がする。
早く生みたい一心で、とにかくリラックスすることを心掛けた。
13時半 陣痛室へ移動
13時半陣痛室へ移動し、再度NST。
14時過ぎごろになるとどんな体勢でも痛み変わらず。
(はんなりママさんの動画の座り方も、この時には全く痛み楽にならず。のけぞってみたり、テニスボール置いてみたり、四つん這いになったり正座してみたり…どの体勢でもとにかく痛い!)
この時の痛みは…
下腹部を象に踏まれているような、車にひかれているような痛み
陣痛室には娘も旦那も入れなかったため、誰も腰をさすったりしてくれる人はおらず。
助産師もNSTの様子見に来たり内診の時しか来ず。
誰にも甘えれない・耐えるしかない・・と思うと、なぜか「痛い」とか叫ばずにひたすら耐えれた。
(1人目の時は旦那がそばにいてくれて、陣痛中ずっと「痛い」と叫んでた)
私がこの時痛みを乗り越えるために思っていたこと
《陣痛の神様ありがとう》
《痛みを受け入れます》
陣痛が来るということは赤ちゃんが下りてきている証拠。
赤ちゃんに会えるための痛みなのだから、ありがたい痛み。
痛みを拒否しようとすると余計痛い。痛みをちゃんと受け入れること。
15時過ぎ、痛みの位置が変わってくる。
この時の痛みは…
下腹部前から腰にかけて激痛
内診され、
「子宮口だいぶ柔らかくなってきているけど頭がまだ上のほうだからいきむのはまだだね。」と言われる。
この時、子宮口4センチ・・・。
(え…!?かなり痛いし痛みも変わってきているのにまだ4センチ?!と絶望・・・)
16時ごろから 一気に陣痛進む
陣痛は横になっているよりも座っていたほうが赤ちゃんがおりやすく、陣痛が進みやすい。
というのを、YouTubeの動画やネットの情報で見ていたため、陣痛中はひたすら座って陣痛耐えていた。
16時の内診で、
「子宮口柔らかいからそろそろかもね。NSTは座ってするの?」と言われ、
座っていたほうが陣痛進みやすいらしいし・・・「座ってがいいです」というと、
「横になったら進むかもよ?」と、予想外のことを言われる。
えー横になったら1人目の時みたいに子宮口開くのに時間かかるんじゃ?!と思ったけど、
痛みで朦朧としていたため素直に「お願いします」と横になってNST。
横になったとたん猛烈な睡魔に襲われ、陣痛が来ていない1~2分の間で何度か寝てしまう。
(体が出産のために体力温存?していたのかも…?)
すると痛みがまた変わってきて、「ううううう痛いいいい」と唸ったり声が出てしまうほどの痛みに。
横になって少し寝たことでリラックスできて陣痛進んだのかも…?
この時の痛みは…
お尻が爆発しそうな感じ
カーテン越しに点滴中の患者さんがいるから静かにしないと…
と、今までは声を殺して陣痛の痛みに耐えていたが、この時はもう無理だった。
陣痛が来るたび「ぬうううう・・・・いたいいいいい」と声が漏れていた。
17時 担当助産師さん変わり、内診。
「子宮口だいぶ広がってきたけど、赤ちゃんまだ上だから陣痛来たらいきんで」と言われる。
(え?いきんでいいの?!)と一瞬混乱。
陣痛来たら助産師さんが子宮口を抑えててくれて(確認してくれてて?)、思いっきりいきむ。
「そうそう。そんな感じ!赤ちゃん下におりてくるよ。もう一度やってみよう」
陣痛が来たらお尻を抑えつつ子宮口も抑える(確認してる?)助産師さん。
どんどん赤ちゃんが下りてきてるのがわかる。同時に痛みもどんどん増してくる。
「だいぶ赤ちゃん下りてきた!分娩室に移動しましょう」
1時間前まで子宮口4センチだったのにもう生まれる?!と混乱しながらも、もう生まれそうな痛み。
赤ちゃんが下に降りてくるまでの助産師さんのサポートがなかったら、もっと時間かかっていたと思う。
(もし3人目できたらまたこの助産師さんがいいなと思うほど心強くてうまい助産師さんでした)
分娩室へ移動 17時31分誕生
17時10分くらい?分娩室へ移動し、陣痛が来るたび何度もいきむ。
17時15分 娘と旦那が分娩室前で待機。
何回いきんだかわからないくらい、何回もいきんだ記憶…。
1人目の時は『陣痛中の内診』が一番激痛だったけど、
2人目は『頭がはさまってるとき』がものすごく激痛だった。
頭が挟まった状態で陣痛が終わると、次の陣痛まで休憩みたいな状態になる。
陣痛にかかわらず挟まっている間はとにかく激痛。
「痛いいいいいい!!!」と何度も叫んでた。
頭が出てくるまで何回もいきむ。
多分そのタイミングで娘と旦那分娩室へ。立ち合い。
(いつ分娩室にきたかわかってない)
何回も何回もいきむ。
頭が大きくて挟まっている時間が長かった…。
17時31分 2人目誕生!!
1人目の時は生まれた瞬間痛みから解放されてものすごくすっきりした感覚だったけど、
今回は頭が挟まってたところの激痛がなかなか取れず、生まれた瞬間のすっきり感は全くなかった。
生まれた後も変わらず痛すぎて、「まだ痛い」って
叫んでたし、もう生まれてるのに痛すぎて泣きそうだった。
会陰縫合 分娩室で約3時間過ごす
会陰切開はせず、頭がでてくるときに裂けていったらしい。。
助産師さんが、子宮口を広げながらなるべく裂けないようにしてくれていたようで、裂け方はひどくなかった。
会陰縫合の時も、まだ頭が挟まってたときの痛みが落ち着かず。その状態でちくちく縫われはじめた。
縫われてる時もまた激痛で…何度も「痛い!」って叫んでた。
会陰縫合が終わっても続く激痛。
もう生まれてるのにこんなに激痛が落ち着かないのはおかしくないか?と思って助産師さんに
「なんでまだこんなに痛いんですかね?泣」と聞くと、
「頭が大きくて挟まってる時間が長かったから痛みがひかないのかも」と。
異常がないなら大丈夫か…。痛みが落ち着くの待つしかないか…。と少し冷静になれた。
分娩台に娘も横になり、一緒に1時間近く過ごす。
このタイミングでまさかの地震。震度3・4くらいだったのかな。結構大きな揺れで怖かった。
19時になり、面会時間が20時までのため娘は泣きながらパパと退室。
出血がまだ結構あったため20時まで分娩台で横になって休んで、そのあと個室へ。
個室に移動すると夜ご飯が置いてあった。おいしくて完食。
このころにはおまたの激痛はだいぶ楽になっていた。
夜ご飯の後はトイレに行き、子宮収縮の点滴を23時ごろに外して就寝。
動画で見る
陣痛から出産までの記録を動画にまとめました。
立ち合い出産はどんな感じかな、リアルな陣痛出産をみたいな、と思う方はぜひご覧ください。
まとめ
1人目の時の出産が壮絶すぎて、2人目は1人目ほどではないだろうと思っていたけど…2人目も壮絶な痛みでした。
1人目の時はとにかく陣痛耐えてる時間が長く、子宮口9センチからのあと1センチまで4時間かかった。陣痛中の内診が1番激痛で、生まれるときはそこまで激痛ではなかった。生まれた瞬間に痛みから解放されてすっきりした感覚。(分娩時間23時間)
2人目の今回は子宮口4センチから全開までが早かった。内診は全然痛くなかったけど、頭が出てくる時が1番激痛だった。。生まれた瞬間も激痛が続き、全くすっきり感なし。
1人目と2人目でこんなにも出産って違うものなんだとびっくり。
1人目の時は大学病院、2人目は個人病院。病院によって助産師さんや先生の対応も全く違いました。
個人的には個人病院のほうがリラックスできた気がします。
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