妊娠が分かったら、どこで産むかを考えなければいけません。病院によっては早めの分娩予約が必要なところもあり、「里帰り出産」をするかどうかは妊娠4ヵ月~5ヵ月ごろまでには決めておく必要があります。
私自身、妊娠が分かったときは『実家で産む』か『今暮らしている場所で、通っている産婦人科で産む』か悩みました。
独身時代に「里帰り出産は甘えだ」という言葉を聞いたことがあり、(親に頼るのは甘えなのかな)という気持ちから、里帰り出産に悩みがありました。
今回は、里帰り出産の必要性、里帰り出産のメリット・デメリットについてお伝えします!
何のために里帰り出産をするのか
出産後1ヵ月間は「産褥(じょく)期」といって、出産した女性は食事やトイレの時以外は布団に横になって休んだ方がいい・赤ちゃんのお世話もおむつ交換と授乳程度にした方がいいと言われています。
里帰り出産の主な目的は、産後のママがゆっくり休み、体を回復させることです。産後がんばりすぎると身体の回復が遅れるだけでなく、産後うつなど精神面で影響がでる場合もあります。大切なのは、出産後の自分のケアをちゃんと考えることです。
里帰り出産のメリット
・両親がそばにいることが、精神的な支えになる
・産後、食事や洗濯などの家事や赤ちゃんのお世話などを安心してお願いでき、ゆっくりと気兼ねなく過ごすことができる。
・上の子の面倒を見てもらえる
・出産育児の先輩が身近にいる安心感
・育児に専念でき、産後のケアをゆっくりできる
里帰り出産のデメリット
・夫と離れ離れになるため、父親になる実感がわきにくい
・親のアドバイスにイライラしてしまうことがある
・戻ってからの生活が大変に感じる
・病院を変えるため、妊娠から出産までを同じお医者さんに診てもらえない
・実家が離れている場合、里帰りのための移動が大変
・病院や役所での手続きがめんどう
まとめ
里帰り出産にはそれぞれのメリット・デメリットがあります。私は住んでいる場所が実家から遠く県外で、主人の実家も県外だったため、産後頼れる人が近くにいないこともあり里帰り出産にしました。
妊娠が分かって「里帰り出産」するか悩んでいる人は、里帰り出産のメリット・デメリットを理解した上で、自分がどんな出産をしたいのか・産後どのように過ごしたいのかをよく考え、夫婦でよく話し合って決めましょう。
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